軽自動車仕様の新型ジムニーは、普通自動車仕様のシエラと比べて燃費が悪いといわれています。
ところで、新型ジムニーのマニュアルとオートマではどのくらい燃費は違うのでしょうか?
そこで今回の記事では、新型ジムニーのマニュアルとオートマの燃費を比較したり、燃費向上するには何をしたらいいのか、また、燃費向上パーツについてまとめました。
新型ジムニーの燃費が気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
新型ジムニー 燃費
新型ジムニーのマニュアルとオートマのカタログ燃費を比較しました。
5MT(マニュアル) | 4AT(オートマ) | |
燃料消費率(km/L)※3 WLTCモード ※4 (国土交通省審査値) |
16.2 | 13.2 |
市街地モード(WLTC-L) | 14.4 | 11.0 |
郊外モード(WLTC-M) | 17.3 | 13.8 |
高速道路モード(WLTC-H) | 16.4 | 14.0 |
燃料消費率(km/L)※3 JC08モード (国土交通省審査値) |
- | 14.6 |
(単位:km/L)
燃費が良い方を選ぶならマニュアルですね。ちなみに、ジムニーのグレードが変わっても燃費は変わりません。
ジムニー 燃費悪い
ジムニーは燃費が悪いといわれていますが、同じタイプの車と比べるとどうなのか、オートマのカタログ燃費(WLTCモード)で比較してみました。
ジムニー | ハスラー | タフト | |
WLTCモード | 13.2 | 22.6 | 19.6 |
(単位:km/L)
ハスラーは2WDということもあり、4WDのジムニーやタフトに比べるとかなり燃費がいいようですね。
燃費だけで選ぶなら、ハスラーを選んだほうがよさそうです。
ジムニー 燃費向上
ジムニーだけでなく、オートマの車なら全て同じなのですが、停止状態から発進する時に車は一番多くの燃料を消費します。
そのため、ブレーキから足を離した時のクリープ現象で車体が動き出した後にアクセルを踏むようにすれば、多少は燃費向上しそうです。
ちなみに、このクリープ状態というのは、オートマがブレーキを離すと車が動き出す状態のことです。
また、車を運転する時に、スムーズに流れている道で減速と加速を繰り返してしまうと燃費が悪くなってしまうので、空いている道なら、アクセルを軽く踏み続けて一定速度で走行するようにすると燃費向上するとのこと。
さらに、エンジンブレーキを使用すると、一時的にエンジンに送られる燃料がカットされて空気だけが送られる仕組みになっているので、エンジンブレーキを活用すれば、燃費向上につながるようです。
ジムニーで遠出する時には、走行距離が短くなるように計画を立て、最短距離のルートを選ぶことも燃費向上につながるそうです。
よく言われることですが、空気圧が低くなってタイヤと路面の抵抗が大きくなると、無駄に燃料を消費してしまうので、燃費向上のためにはこまめにタイヤの空気圧をチェックすることも大切ですね。
あと、意外だったのは白のボディーカラーを選ぶと、燃費は向上するということ。
黒のボディーカラーは熱を吸収するので車の表面温度が上がりやすく、車の表面温度が上がりやすければ室内の温度にも上がりやすくなるからです。
そのため、黒いボディカラーに比べてボディの表面温度が上がりにくい白のボディカラーの方が室内温度も上がりにくく、エアコンを使う時のエネルギー量も少ないので、燃費も向上するそうですよ。
などなど、車を運転する際にちょっとしたことに気をつけるだけで燃費は向上するそうです。
燃費が悪いジムニーですから、少しでも燃費を向上させるための工夫してみるのもいいかもしれません。
新型ジムニー 燃費向上 パーツ
また、ジムニーの燃費向上させるためには、軽量なパーツにカスタマイズのがおすすめ。
例えば、下の写真のような超軽量のフルチタン製のマフラーに換えると、その重量は純正マフラーの半分以下になって、パワーアップで燃料消費を抑えつつ、重量軽減でも燃費向上の効果があります。
さらに燃費効率アップするなら、レスポンシブリングをつけるといいそうです。
他にもジムニー専用に開発されたエンジンオイルがあって、このエンジンオイルを使うとフリクションロス(摩擦抵抗)を軽減するので燃費向上になるのだとか。
燃費が悪いといわれている新型ジムニーには、燃費向上できるパーツがいろいろとあるようですね。
まとめ
今回の記事では、新型ジムニーのマニュアルとオートマの燃費を比較したり、燃費向上するには何をしたらいいのか、また、燃費向上パーツについてまとめました。
燃費が悪いといわれている新型ジムニーですが、発進する時にブレーキから足を離して動き出してからアクセルを踏むなど、ちょっとした工夫で少しだけかもしれませんが燃費向上します。
塵も積もれば山となる、精神で燃費向上を目指したいですね。
ジムニー専用の燃費向上パーツなどもありますので、そういったものも積極的に取り入れてみるのもいいかもしれません。
燃費が悪くても愛される新型ジムニー。なんだか気になる存在ですw